税金

チャットレディの税金や確定申告はどうすればいい?税理士に相談すべき理由

税金・確定申告について悩むチャットレディは多い!

チャットレディは近年多くの女性が副業として取り入れている職業です。
男性会員と楽しくチャットをするだけでお金を稼げて、しかも空いている時間にできることから注目を集めています。
そんなチャットレディという働き方が注目されている中で、実は税金対策や確定申告のやり方に悩む女性は多いです。
会社員と違い、個人事業主となるため、初めて確定申告をする人は特に「申請の仕方が分からない」「確定申告でばれるかもしれない」などの悩みが挙げられます。
そこで今回は、税金対策・確定申告について悩んでいるチャットレディの方向けに、税金や確定申告のやり方について、さらに税理士に相談した方が良い理由などを解説していきます。
熊本でチャットレディを始めようと考えている方、または既に始めていて税金・確定申告に悩んでいる方は、ぜひご参考ください。

チャットレディは無申告でも大丈夫?

チャットレディ(メールレディ)の仕事をしている人の中には、確定申告をしていない無申告の人も多く見られます。
周りの人から「確定申告をしていない」と言われると、「自分もやらなくていいのかな」と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際に無申告の状態でいると非常に危険です。
なぜ危険なのか、無申告の状態が続くとどうなるのか解説しましょう。

無申告の状態が続くとどうなる?

まず、なぜ確定申告をしていないと危険な状態に陥ってしまうのでしょうか?
その理由は、罰金と同じ役割を持つ税金が課税されてしまうためです。
そもそも確定申告というのは、1年間で得た所得(給与から経費を差し引いた分の利益)をまとめて、どれくらいの税金がかかるかを算出し国へ税額を報告するために必要な手続きです。
所得を得た人は1年に1回、必ず行う必要があるため「副業だから」「扶養に入っているから」は無申告をしていい理由にはなりません。
万が一無申告の状態が続くと国に納めるべき税金を滞納していることになるため、「無申告加算税」という罰金のような税金が課税されてしまいます。
無申告加算税は最高税率20%と極めて高額に設定されているため、もしも無申告であることが発覚したら早めに税務署へ報告しましょう。
税務署から指摘されると高い税率が設定されますが、自ら報告した場合は税率も低めに抑えてもらえます。

家族・会社にもばれる可能性大!

チャットレディとして働いている人の中には、家族や職場にばれたくないと考えている人は多いでしょう。
「確定申告をすることで家族・会社にばれるのでは?」とイメージされる人もいますが、実際には無申告の方がばれる可能性は高いです。
例えばOLとしてお仕事をしている女性がチャットレディを副業にしていて、収益を得ているにも関わらず確定申告をしていなかったとします。
会社からもらった給料はすべて会社側で源泉徴収を行っているのでわざわざ申告する必要はありませんでしたが、チャットレディで得た収入は「ばれるかも」と思い申告していませんでした。
しかし、税務署に無申告であることが判明してしまい無申告加算税を課せられることになってしまいます。
これまでの分を一気に納税しなくてはならないため、まとまったお金が必要です。
女性は仕事を増やすなどで対応していましたが、それでも間に合わず、最終的には自分から家族に無申告加算税を支払わなければならないこととチャットレディで働いていたことを伝えることになってしまいました。
このような事例も十分に起こり得るため、確定申告は行っていた方が良いのです。

では、年間いくら以上になると確定申告が必要になるのでしょうか?

年収103万円の壁という言葉を聞いたことがありませんか?103万円を超えなければ確定申告が不要と思う方もいるかもしれませんが、これは給与所得の場合の話。給与所得の場合には給与所得控除55万円がありますので、103万円-55万円=48万円となり、48万円以下になるので所得税の支払いが不要になるということです。
個人事業主であるチャットレディは、給与所得控除がありませんので、本業の場合年間48万円を超えると確定申告が必要になるんです。

48万円ということは、1ヶ月に4万円未満に抑える必要があります。
1日数万円の稼ぎになるチャットレディの仕事は、すぐに4万円程度は超えてしまいますが、所得税の対象となる金額は報酬から経費を引いた金額となります。
パソコンやマイクなどの機材や通信機器、家賃、衣装などチャットをするときにかかる費用は全て経費として計上することができます。

チャットレディがばれずに確定申告を行うやり方

チャットレディのことがばれずに確定申告を行うにはどうすれば良いのでしょうか?
ここからはばれずに確定申告を行うやり方を、順を追って解説していきます。

まずは必要書類を準備する

確定申告書の作成に入る前に、まずは必要書類を準備しておきましょう。
確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類あり、それぞれで用意する書類が異なります。
今回は特に節税メリットの大きい青色申告に必要な書類をご紹介しましょう。

 

・申告書B
確定申告を行う際に必要な申告書にはAとBの2種類がありますが、青色申告をする場合はBが必要です。

・青色申告決算書
決算書形式で記入していく書類で、損益計算書や貸借対照表などを入力していきます。

・源泉徴収票
源泉徴収票は申告書と一緒に提出する必要はありませんが、内容を記入していく上で必要となります。

・本人確認書類(マイナンバーカード)
本人確認書類は申告書と併せて提出となります。
この時、マイナンバーも必要となってくるためマイナンバーカードを作成していると便利です。
もし作成していない場合はマイナンバーを確認できる書類と運転免許証・パスポートといった本人確認書類の2つを準備しておきましょう。

・所得を証明する書類
申告書に記入するために、所得を証明する書類も準備しておきましょう。
例えば源泉徴収票や支払調書などです。

 

申告書を作成する

必要書類を集めたら、いよいよ申告書の作成に入ります。帳簿や書類を確認しながら申告書に記入していきましょう。申告書は手書きでも作成できますが、専用のソフトを使うと簡単な操作で申告書を作成できます。
内容がきちんと合っているか、確認しながら慎重に作成しましょう。

確定申告書を提出する

申告書の作成が終わったら、添付書類も一緒に税務署へ提出します。もし申告書に直接記入して作った場合は税務署へ持参する、もしくは郵便などを利用する方法があります。e-Taxを使って申告した場合はわざわざ書類を税務署へ持参したり郵送したりする必要もありません。

税金を支払う

申告書などを提出したら、後は確定した納税する金額を納付するだけです。
所得税は3月15日までに納付することが決められています。
所得税を納付する場合、預貯金口座からの振替から直接納付したり、ネットバンキングなどを利用して納付を完了させたり、コンビニからQRコードを使って納付したりすることもできます。

納税は延期することも可能

様々な事情から3月15日までに納税できない場合もあるでしょう。
そんな時でも「延納」という形で少しだけ納付を遅らせることもできます。
延納の手続きを済ませておけば、3月15日までに本来納税する分の半額を納付し、残りの半額は5月31日までに納付すれば重課税を受ける心配もありません。
ただし、延納した場合は所得税に「利子税」が課せられてしまい、本来納める所得税額より少し高くなってしまうので注意が必要です。

税理士に相談した方が良い理由

ここまでチャットレディが確定申告を行う流れについてご紹介してきました。
確定申告は基本的に自分一人で行うことも可能ですが、実際には税理士に相談した方が良いと言えます。
なぜチャットレディは税金対策や確定申告について税理士に相談した方が良いのでしょうか?

記入の失敗がなくなる

確定申告は慣れていない人がやると、どこに何を書けばいいのかも分からず戸惑ってしまうことも多いです。
そのため、記入する際に失敗してしまう可能性も非常に高いです。
記入を失敗すると一から作成する羽目になってしまうため、できるだけミスがないよう税理士に相談した方が良いでしょう。

チャットレディの仕事に専念できる

確定申告ではまず必要書類を準備し、記入していく必要があります。
この作業は意外と手間と時間もかかってしまうものです。
多くの人は1日では終わらず、数日間かけてようやく完成したという場合も少なくありません。
しかし、最初から税理士に相談しておけばチャットレディの仕事や本業にも影響を及ぼさず、今まで通り仕事に専念できるでしょう。

税金対策など具体的なアドバイスももらえる

税理士に依頼すれば確定申告だけでなく、節税方法や青色申告と白色申告のどちらが合っているのか、基礎控除の20万円と48万円の違い、事業所得と雑所得の使い分けなど、具体的なアドバイスをもらえるようになります。
少しでも税金対策や確定申告に不安を抱いている方は、税理士に相談してみましょう。

税金対策・確定申告のサポートが行き届いた代理店を活用しよう

今回はチャットレディの税金対策や確定申告の方法、なぜ税理士に依頼した方が良いのかなどをご紹介してきました。
チャットレディでも確定申告をしていないと処分が下され、無申告加算税がプラスされてしまいます。
なるべく無駄な税金は支払わずに済むよう、チャットレディでも税金対策や確定申告はしっかりと行うべきでしょう。
また、チャットレディを副業にしている人は多く、昼間はOLさんとして働いている人もいるでしょう。
そうなると昼も夜も働いていることになってしまい、税金対策や確定申告をしたくてもできない状況に陥ってしまいます。
「忙しくて確定申告ができない」「代わりに誰か税金対策をしてほしい」と思った方は税理士に依頼してみましょう。
なお、チャットレディの代理店であるAlice熊本店では税金対策・確定申告でも安心できる税務サポートも実施しています。
Alice熊本には顧問税理士も所属し、チャットレディのサポートをしているので困ったことや不安に思うことがあっても気軽にご相談いただけます。
他にもAlice熊本ではチャットレディが働きやすい環境づくりを心掛けています。
これからもチャットレディとしてばれずに働きたいという方は、ぜひAlice熊本へお問い合わせください。

アリス熊本店

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