チャットレディもやっておきたい節税対策
チャットレディは、安全かつ簡単に稼げる仕事として注目されています。
一般的なアルバイト・パートに比べて収入が高いことが魅力ですが、そこで気になってくるのは“税金”です。
収入があれば、税金を支払わなければなりません。
少しでも税金の負担を軽くするためには、節税対策が求められます。
そこで今回の記事では、チャットレディも行うべき節税対策や確定申告をしないリスク、ポイントなどについて解説します。
税金に関して不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
チャットレディに節税対策が必要なのはなぜ?
1年間に基礎控除額となる45万円以上の所得がある場合、所得税や住民税の支払いが必要です。
副業の場合は20万円以上稼ぐと、納税の対象となります。
チャットレディは一般的なアルバイト・パートよりも高収入を狙いやすいことから、あっという間に納税のボーダーラインを超えるケースがよくあります。
所得金額に応じて税率が高くなるため、支払う税金も増えてしまいます。
せっかくがっつり稼いでも税金により手取りが少なくなっては、高収入というメリットも薄くなってしまうでしょう。
税金の負担を軽減するためにも、節税対策が必要となるのです。
チャットレディも確定申告が必要
所得税の納税が必要なチャットレディは、時期が来たら確定申告をすることになります。
確定申告を行わない場合、様々なリスクが生じるので注意が必要です。
無申告だと脱税となってしまう
無申告・未納税の場合、脱税となってしまいます。
税務署は、日々金融機関を調査して無申告者の把握に努めているので、脱税しているといずれ税務署にバレてしまうものです。
期限内に申告と納税を行わなかった場合、本来支払う税金に延滞税、無申告加算税、重加算税が加わり、支払いの負担が大きくなってしまいます。
なお、税務調査は過去3~5年を遡って行われるため、無申告・未納税の期間が長いとその分ペナルティも重くなります。
それを避けるためにも、しっかり確定申告を行い、納税することが大切です。
家族にバレてしまう可能性がある
チャットレディは家族に隠れてやっている人が大半です。
しかし、未申告・未納税によりチャットレディをやっていることが発覚する可能性もあります。
税務署から税務調査の通知が自宅に届けば、自分より先に家族が通知の事実を知ってしまう可能性があるでしょう。
この時点ではチャットレディをやっていることはバレなくても、税金の支払いが必要になるほど稼いでいる事実はわかり、どんな仕事をしているのか追求されるかもしれません。
仕事内容や税務調査に至った経緯などを問われれば、やむを得ずチャットレディをやっていることを白状しなければならないでしょう。
今まで隠して仕事をしていた人にとっては、その努力が無駄になってしまいます。
副業バレにつながる可能性もある
副業としてチャットレディをやっている人は、無申告によって会社に副業をしていることが発覚する恐れがあります。
副業を認めていない会社の場合、就業規則の違反となるので注意が必要です。
会社員の場合、所得税や住民税は毎月の給料から差し引かれています。
住民税に関しては、年収から各種控除を差し引いて残った前年の課税所得から金額が算出され、毎年5~6月頃に自治体から会社に住民税決定通知書が届きます。
会社が支払う年収に対して住民税が多い場合、給与以外の収入があるとわかってしまうのです。
副業バレの対策としては、チャットレディの所得を確定申告する際に「普通徴収」を選択しましょう。
普通徴収を選ぶことで、給与所得と公的年金以外の所得を自ら納税できるようになります。
チャットレディの所得は雑所得となるため、普通徴収を選ぶことが可能です。
チャットレディの節税対策は経費の計上
高収入を狙えるチャットレディは、必要経費を計上することで節税が可能です。
ここで必要経費の計上で節税できる理由と経費の範囲について解説します。
必要経費の計上で節税できる理由
必要経費とは、所得を得るために必要となるコストのことです。
チャットレディの仕事にも様々なコストがかかるため、経費として計上できます。
所得税は所得から金額を算出しますが、この所得とはその年の利益から基礎控除や必要経費を差し引いた金額を意味します。
つまり、経費が多くなれば所得が少なくなるため、所得税の削減につながるのです。
経費の金額次第では所得が48万円以下や20万円以下に抑えられ、納税が不要になる可能性があります。
また、所得が48万円以下であれば、扶養に入っている人は外れずに働くことが可能です。
経費の計上により確定申告が不要になったとしても、必要経費を証明するために申告しておくことをおすすめします。
どこまで経費にできる?
チャットレディの場合、経費として扱えるものが多くあります。
例えばチャットをするための機材・設備、衣装やウィッグ、メイク用品の購入費、容姿維持するための美容代、会話の話題づくりのための新聞・図書費用などを経費にすることが可能です。
在宅でチャットレディをやっている人は、通信費や家賃も経費にできます。
注意したいのは、経費にできるのはあくまでも仕事で使っているものだけです。
衣装やメイクが元々プライベート用のものであれば、全額経費にすることができません。
プライベートで兼用しているものや家賃、通信費は使っている割合分で計上する必要があります。
経費を正確に計上できるように、仕事に関する支出が記載されたレシートや領収書はしっかり保管してください。
また、経費に計上できる範囲は管轄の税務署によって判断が変わってくるため、一度確認を取っておくと安心です。
確定申告の流れを確認しておこう
所得税・住民税の納税が必要なチャットレディは、確定申告のやり方を把握しておくことをおすすめします。
初めての確定申告は高いハードルを感じますが、事前に流れがわかっていればハードルは下がるでしょう。
それでは、簡単に確定申告の流れをご紹介します。
確定申告書を用意する
確定申告をするためには、確定申告書の作成が必要です。
すでに個人事業主として開業届を税務署に提出している場合は、毎年1月に届く確定申告書を使いましょう。
確定申告書は国税庁のWebサイトからダウンロードすることも可能です。
確定申告には、青色申告と白色申告があります。
青色申告は開業届の提出や複式簿記での帳簿作成が必要ですが、特別控除を受けられるので、所得が大きくなりがちなチャットレディにとって節税メリットが大きいのでおすすめです。
白色申告は節税メリットが薄いものの、帳簿の作成や保管の手間がかかりません。
所得自体そこまで多くなく、確定申告に不慣れな人は白色申告でも十分でしょう。
1年間の収入や経費を求める
次にチャットレディの1年間の収入と経費を求めていきます。
事務所や代理店から給与明細が発行されている場合は、レシートや領収書と共に保管しておいてください。
また、チャットレディの収入を入れる口座は生活用・貯金用と分けておくと管理しやすくなるのでおすすめです。
確定申告書を作って提出する
チャットレディの収入と経費を算出し、所得がわかったら確定申告書を作成します。
確定申告書に手書きする他に、国税庁の確定申告等コーナーを利用すればWebから作成することも可能です。
国税庁のWebサイトでは記載例を用意しているので、作成する際は参考にしてみてください。
書類の作成が完了したら、3月15日までに税務署へ提出しましょう。
直接窓口に行って提出するか、郵送での送付も可能です。
マイナンバーカードとICカードリーダライタ、マイナンバーカードを読み込めるスマホがあれば、e-Taxからオンラインで申告できます。
代理店で確定申告や節税対策のサポートを受けよう
チャットレディは高収入を狙える半面、収入が多ければ多いほど税金は高くなってしまいます。
せっかく稼いだお金が税金のせいで少なくならないように、必要経費をしっかり計上し、節税対策をしていきましょう。
また、脱税を回避するためには、確定申告をしなければなりません。
確定申告や税金に関しては専門的な知識が求められるので、難しさを感じる方は多いでしょう。
チャットレディ代理店アリス熊本では、節税や確定申告に関するアドバイスが可能です。
顧問税理士がいるので、税金や確定申告に関する悩みや疑問をすぐに解決し、適切に申告・納税ができます。
他にも専門スタッフを通じて、チャットレディで稼ぐ方法や身バレ対策など、仕事に関するあらゆるアドバイスを受けられるので、ぜひ登録を検討してみてください。
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